最後のうったえ

皆川けいし候補、選挙戦最後のうったえを、金座街入口でおこないました。

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本通りのみなさん、商店街のみなさん、そして、お集まりのみなさん、ただいま帰ってまいりました。日本共産党の皆川けいしです。
みなさん、長い間のご声援、本当にありがとうございました。
思い出してみれば、7月4日のあの出陣式、ドーンという大きな雷鳴で幕を切ったこのたたかい、しかし、そのあとはずっと暑い日が続きましたが、みなさん方のあたたかいご支援に支えられて、私、皆川けいし、全力をあげてかけぬけてたたかいぬくことができました。本当にありがとうございました。

先ほど、白島で演説しておりましたら、頭の上にきれいな虹がでていました。
みなさん、明日は日本共産党が勝って、この国の政治が大きく前に動き出した、こういう選挙にしようではありませんか。
がんばりましょう。

みなさん、県内すみずみ、私、まわっておりまして、つくづく思いました。
どこにいっても、暮らしがたいへんなんです。農家のみんさんもたいへん、漁業のみなさんがたもたいへんでした、ご商売のみなさん、そして何よりもこれからの日本を背負ってたたなければならない若者のみなさんも、本当にたいへんな状況におかれている。
「何とかしてほしい」、この願い、ひしひしと肌身に感じながら、全力でがんばってまいりました。

みなさん、今の日本の政治、安倍さんの政治、こういう庶民のくらしが本当にわかっているでしょうか。わかってなどいませんね。やっていることはみなさん、大企業と大金持ちだけが喜ぶような政治ばかりではありませんか。
みなさん。日本共産党は国民のみなさんのくらしを応援する。何よりも賃金を引き上げないと、この国の落ち込んだ経済を立て直すことはできません。
もともとみなさん、この十数年間、私たち国民の所得、働くみなさんの賃金はずっと下がりっぱなしではありませんか。
ですからみなさん、消費をする力が落ち込んだからこれだけ経済が底をついて、デフレからなかなかぬけだせないんですね。
だったらみなさん、立て直す道は一つしかないではありませんか。それは、国民のみなさんのくらしを応援する政治をやる以外にありません。アベノミクスはまったくこのことがわかっていない、わかっててもやろうとしないんです。大企業には減税をして、金持ちには株が上がった下がったばっかし。こんなことを繰り返していて、日本の景気がよくなるわけないではありませんか。
国民のみなさんが本当にくらしが助けられ、豊かになって、元気を取り戻してこそ、この国の経済は立ち直ることができるんです。それをみなさん、今度は共産党にぜひ任せていただきたい、やらせていただきたいと思うんです。ごいっしょにみなさん、景気回復の日本をつくっていこうではありませんか。

もう一つみなさん、私はとくに選挙のなかで若者のみなさんにおうったえしてきたんです。
いま若者を人間としてではなく、まるで消耗品のように朝から夜までノルマノルマで追い回して、心も体もボロボロになるまで働きづめに働いて、すりつぶして、最後はとうとう心の病でなくなく会社をさらなくてはならない。そしたらまた新しい若者を雇ってどんどんもうけをふやしていく。こんな、若者を食い物にするようなブラック企業を絶対に私は許すわけにはいきません。人間はみなさん、ロボットではないんです。あの日本で№1のブラック企業ワタミというところが、どんなに過酷な使い方で若者をすりつぶしてきたか。26歳の娘さんを自殺にまで追いやられたお父さん、お母さんが本当に悲痛な思いでうったえておられました。月の残業時間が141時間ですよ。8時間働いた上に、さらに8時間も働きづめ。人間というのはみなさん、一日中そんなに緊張を持続できる生きものではありません。こんな状態がずっと続いたら、どこかでポキリと折れてしまうんです。こんな働かせ方をするような会社は本当に許すことができません。アベノミクスはこんな企業をこれから日本全国に広げても結構、こんなことを考えているんです。絶対にこんな職場をつくってはなりません。

最後に一言どうしても言いたい。いま、日本の平和が瀬戸際にたたされているんです。
石破幹事長(自民党)がどう言ったでしょうか。〝これから自衛隊が海外で戦争に出陣するとき、それを拒否するような自衛隊員がいたら、軍法会議で死刑にする〟こんな恐ろしいことを言ったんですね。〝戦争にいかない自衛隊員は死刑だ、こんなことを自民党の人は考えているとは思ってもみなかった、背筋がゾッとした、ここまできたら日本共産党にがんばってもらって、こんなぶっそうな政治、きっぱりと辞めさせてもらう以外にない、こういう方々がたくさん私たちに声をかけていただいています。こんなぶっそうな世の中に絶対させてはなりません。みなさん、今こそ平和を守るために立ち上がろうではありませんか。
いまこそこの国の平和を国民のみなさんの力で守りぬいていこうではありませんか。そのためにも平和を守る砦、日本共産党をなんとしても明日の投票では勝たせていただきたい。
これでみなさん、表の選挙運動は終わりです。しかしこれからがたたかいです。明日の投票箱が閉まるまで、私もみなさんといっしょに全力でがんばることをお約束しまして、最後のおうったえをこれで終わらせていただきます。本当に長い間、ありがとうございました。