県北の空を荒らす米軍機―まるで”植民地”状態

 昨年12月20日、三次市作木小学校の上空約200メートルを米軍機2機が爆音とともに「超低空飛行」し、校庭にいた生徒が「キャーッ」という悲鳴をあげ、耳をふさぎ恐ろしさに震える子もいたという。


 1月11日、日本共産党調査団の一員として現地調査に行きました。当時、目撃した役場の職員さんの話では、全長約20メートルと言われる米軍機が目視で2mくらいの大きさに見えたというのですから、まさに超低空飛行です。

 アメリカ本国には民家の上空での低空飛行は禁止されているのに、日本では米軍機が我が物顔で低空飛行を行っていることにあらめて怒りをおぼえました。


(FA18ホーネットの機体。ウィキペディアより)

 広島県の集計ではこのような低空飛行の目撃情報が平成21年度=213日、平成22年度236日寄せられており、まさに県北の空は2日をあけず米軍機の訓練場にされています。厚木(神奈川県)の艦載機120機が岩国基地に移駐してきたらと思うとゾッとします。

広島の空を荒らすなの声をもっともっと広げましょう。