ご存知ですか?あなたが毎月払っている”原発付加金”はいくら?


 「原発を促進するためにお宅も毎月おカネを払っていることをご存知ですか」…しんぶん赤旗の拡大訪問するとき、こう切り出すとほとんどの方が「エーッ!うちも払っているんですか!」と驚かれます。
 東京電力をはじめ電力業界は原発の運転と核燃料サイクル計画促進などのために、その費用を電気料金に組み込んで「使用済み核燃料再処理等積立金」など約18兆円もの積み立てを将来にわたって行うこととしています。
 すでに4.8兆円の積立残高になっています。

 中国電力の場合、各家庭の月の電気料金に上乗せされているこの“原発付加金”は、1KWあたり0.59円となっています。
 
 ちなみに我が家の場合はどうなっているのか計算してみました。
 そうすると11月分の使用量385Kw×0.59円=227.15円となりました。
つまり、原発ゼロのためがんばっている私も、実は原発促進のために毎月220円前後、協力していることになります。
年間にすると2640円も出しているのです。しかもその中身は請求書から隠されているのです。こんなひどい話があるでしょうか。

 日本共産党は電力会社が積み立てているこのお金を国が一括管理して「原発賠償除染廃炉基金」を創設して活用するよう提案しています。
 みなさんも一度、電気料金請求書をじっくりながめてみられることをおすすめします。