故郷、鹿児島の姉から―短歌のたより

 昨年12月始めに郷里鹿児島の姉から届いていたもち米を中区のもちつき大会で使うため、荷物をあけたら中から姉の短歌が掲載された地元新聞の切抜きが出てきた。
  新米とぽつっかり割れしうんべ持ち
        故郷の友ぶらり立ち寄る
 
 「さりげない友情が伝わってくる」と選者(評)がついている。

 切抜きの下には「参議院選挙ガンバって下さい」のメモもあり!。 気付くのが遅くて遅くて申し訳ない気持ちで下手な返句をメールで送りました。

  もち米の袋の底に「南日歌壇」ひとつき遅れの便りうれしか
    うんべもち来やったひとは誰じゃった?
 
 ※うんべ・・・アケビ 「南日歌壇」・・・南日本新聞の歌壇
 
 亡き母もよく投稿していましたが、血は争えないものです。
 この年になって姉弟で下手な句のやり取りするとは思っても見なかったです。