いまがチャンス!!

 内部留保の使途にもっと切り込んだ論戦を!
「賃上げなくしてデフレからの脱却なし」ここにきてアベノミックスへの疑問や問題点を指摘する論調が経済専門家やマスコミの間で出てき始めた。

今日(7日付け)の日経新聞の6面にも英フィナンシャルタイムズの論説が囲みで紹介されている。
曰く、「日本の病の基本的原因は、・・・企業が投資に比べて極めて過剰に収益を溜め込んでいることにある」として民間需要を増やすために「内部留保を削減して賃金引上げ」等にまわすことだ。
「国民が所得増の恩恵を受けるようにすべきだ」と書いている。
(今日の予算委員会でも自民党の石破幹事長が内部留保に触れていた)

 今こそ、共産党の役割の発揮が求められていると思う。
その点でこれまでは、内部留保の伸び率や「その○%あれば○○ができる」と内部留保の問題点を総体的にしか取り上げてこなかったが、これでは不十分だと思う。
大企業がここにきて内部留保に手をつけようとしないことがいかに道理の無いことことか、国民の前で白日の下にさらす位の切込みが求められている。

 例えば、そもそも内部留保とは、何の為にあるのか。
その内訳は、どういうもので、実際にどういうところに使われているのか、他国の企業と比べて中身や使途に違いはないのか・・・等々、
もっと内部留保の「内部」に踏み込んだ分析と論戦がいると思う。
トヨタパナソニックなど、個々の大企業の具体例でやれば、もっと迫力があると思う。
(下の写真は、我が家の水槽の海の魚たち)