日本はアメリカの属国ではないぞ!

〜米軍機超低空飛行訓練の現地を訪れて〜

今年4月末から米軍機の超低空飛行が相次いで目撃されている三次市作木町を6月10日に訪れ、目撃者の方々の生々しい証言をお聞きしました。
「川の駅」を経営されているNPO法人「元気むらさくぎ」専務理事の田村さんは、6月4日午後0時半ごろ、ちょうどお昼時で、15人くらいの方が外のテラスで食事中に、突然目の前に米軍機(EA6Bブラウラー電子戦機)が轟音とともに現れて、一瞬「何が起きたか」と、みんな腰を浮かしたそうです。
田村さんは、その時たまたま店の商品をカメラにおさめていた時で、ほんの2〜3秒の出来事でしたが、見事、米軍機の姿をキャッチされ、貴重な証拠写真となりました。
また、「江の川カヌー公園さくぎ」でも、岡本所長が音に気づき、山影から出てきて、川に沿って蛇行しながら飛んでいった機体を3枚の写真にとらえておられました。
どちらも、ほんの一瞬の出来事で、「よくぞ、ここまで写真に残してくれた」とびっくり!「地上から100メートルを切る低さ」「腹立たしく許せない」と語っておられました。すぐ近くには小・中学校や老人ホームもあります。日米合同委員会の合意では、「学校や病院上空の飛行は妥当な配慮を払う」となっていますが、そんな合意はおかまいなくで飛び回っています。アメリカ本国でこんな飛行訓練をやったら、議会で大問題となって、国防大臣は即刻クビになるくらいの蛮行ですが、日本政府は、これまでただの一言も抗議したことがありません! 米軍にこんなにやりたい放題されているのに、日本共産党以外、他の政党は誰一人抗議どころか、取り上げようともしません。
国民の安全を守る真の愛国の党は、日本共産党しかありません!

なお、田村さん、岡田さんの写真をもとにした高度測定結果について、近日中に記者会見で発表する予定です。

▲向かい側の山影から現れ、急降下して橋げたより下を川に沿って左側に旋回していく(住民、中下さんの証言)




▲6月4日、「カヌー公園さくぎ」の岡本さん、「川の駅」の田村さんの目撃したEA6Bブラウラー電子戦機の飛行ルート